こんにちは。上尾市の歯医者 とも歯科矯正歯科クリニック院長の中川です。
みなさま連休が終わってだいぶ落ち着いてきたんではないでしょうか。
私は今年のゴールデンウィークは、大きな客船に乗って海の旅をしてきました!
船なのにプールがあったり、劇場があったり本当にすごかったです。
家族四人で行ったのですが、「私以外」はめちゃくちゃ楽しんでいました。
私は・・・めちゃくちゃ船酔いです泣
酔い止め飲んだんですけど、もともと船酔いしやすくもろに出ちゃいました汗
ということで、今回の患者さまからの質問にまいります。
今回のしつもんは6歳の男の子からです。
「先生、歯を削る虫歯の治療って痛いの?」
かわいい質問ですね。この子は今まで虫歯になったことがなく、たまたま隣でやっていた他の患者さまの虫歯の治療の音に反応してしまったようです。
この子には「虫歯の治療は痛いよー。だから虫歯にならないようにしようね」と伝えましたが、詳しく解説していきます。
虫歯の治療は正直痛いこともあります。また虫歯の進行度合いにもよってちがいます。
以前このコラムでもお話ししましたが、虫歯には進行度合いがありそのレベルによって治療に痛みが伴うものと伴わないものがあります。
具体的には『C0』 『C1』などの場合の虫歯がエナメル質に限局している場合です。
虫歯がエナメル質に限局していれば、エナメル質には痛みを感じる神経は通っていないため治療の痛みはないでしょう。
『C2』以降、虫歯が神経に近づけば近づくほど、治療に痛みが伴います。
例えば歯に開いた穴が小さくてもその中で虫歯が深く広く広がっている可能性がありますので、削らずとも深さを確認している際に痛みを感じることもあるかもしれません。
『C3』のステージは痛みを感じる最も深い虫歯です。ここは麻酔を使わないと痛くて治療ができません。
また逆に麻酔が効きにくい時期でもあるので非常に治療は大変なことが多いです。
『C4』の時期はもう神経が死んでしまっているので、逆に歯を削っても痛みがないことが多いです。
私たち歯科医師の多くは、患者さまの気持ちを無視して無理やり治療を行うことはありませんので、実際に治療の際に痛みや不快な感じがあるのであれば遠慮なくお話ししていただけると嬉しいです。
通常痛みを感じるであろう治療を行なう時は麻酔が必須なので、早めに麻酔を打つなどなるべく痛みを感じないように工夫します。
麻酔がしっかり効いてくれれば痛みはほとんど感じませんが、治療をするイスに座ってあの『キィィィィーーーン」と嫌な音を出して削る機械の音だけでもストレスに感じると思います。
痛みを感じるときはもちろん、お口を開けているのが疲れてきた、喉の奥に唾液が溜まって苦しい、腰が痛い。等歯が痛くなくても全く構いませんので、いつでも教えていただけると助かります。
すぐに一回治療をやめてうがいしていただきます。
痛くて憂鬱な通院にならないようにまずは日頃の歯磨きを頑張って、虫歯にならないようにしましょう!
この記事を書いたのは
とも歯科矯正歯科クリニック院長 中川智彦
日本大学歯学部卒業
インビザラインドクター
インビザラインプラチナプロバイダー
シュアスマイルドクター
メイクアライン所属
アライナー矯正CIAO所属
マウスピース矯正スタディーグループDNEX所属
クリンチェックマラソンコース
SAO第1期メンバー
デジタルアライナーオルソドンティクス2020コース
床矯正研究会所属
アストラテックインプラントシムプラントコース
POIインプラントコース取得