こんにちは。上尾市の歯医者 とも歯科矯正歯科クリニック院長の中川です。
最近当院のユーチューブを始めました。
まだまだコンテンツは少ないのですが、みなさまの役に立つ情報を発信していけたらと思っています。
そのうちのひとつはこちら
今回は前回に引き続き、歯並び、矯正のお話をしていきたいと思います。
前回は歯並びと全身疾患との関係のお話をしました。
今回は歯並びと、脳の関係のお話をしていきます。
歯並びと脳??そんなの関係あるの?と思われるかもしれません。
実は大いに関係があります。
歯並びの前に、上の図は歯と脳、神経の位置関係を表した図です。
歯と脳は非常に距離的に近く、また脳から出ている脳神経の一つ、三叉神経と歯は直接つながっています。
この図だけでも歯と脳は繋がっていると意識できたのではないでしょうか。
またその状態を皆さんも実は感じることがあります。
冷たいかき氷やアイスを一気に食べると頭がキーンと痛くなった経験はないですか?
あれが正に脳と歯が繋がっているのを分かりやすく表現したものになります。
通常は冷たいものを歯の神経が感じて染みて痛い!となるのですが、その冷たさが急に大量にくると歯が痛みを感じるのではなく、脳が痛みとして感じます。
歯の痛みを脳が勘違いして頭が痛いとなってしまうんですね。
歯の中に通っている神経と、脳の神経が繋がっており、非常に距離的にも近いことを表しています。
もう一つ例え話をします。
ポテトチップの塩味、みなさん召し上がったことあると思います。
美味しいですよね。私も大好きです。
ちなみに私は堅あげポテトが一番好きです。
みなさんも好きな塩味ポテトチップがあり、色々な意見があると思います。
ただ実は純粋な塩味だけでいうと、そこまでメーカーや種類によって大きく違いはないそうです。
ではなぜあんなにも同じ塩味ポテトチップで好みが分かれるかというと、ポテトチップの食感が全然違うんです。
薄くパリパリのものもあれば、固く歯応えのあるもの、エアリーな食感のもの、口の中でほろほろ崩れる様なもの。
この食感=歯ごたえのところで、自分好みの塩味ポテトチップは決まってくることがあります。
噛み心地の刺激が脳に伝わり、これは好みだ。好みじゃないな。が決まってくるんですね。
これも歯の神経が脳と直接つながっていて、非常に密接に関係していることを証明するところだと思います。
さて、歯と脳の位置関係やつながりをわかっていただいたところで、今度はどの様に歯が脳と関係しているかについてお話ししたいと思います。
このお話も奥が深いので、次回以降にお話しできればと思っています。
次回もお楽しみに!