こんにちは。上尾市の歯医者 とも歯科矯正歯科クリニック院長の中川です。
今回は告知からさせてください。
2022年11月17日 11:00から『超わかりやすい 子供の脳、身体、健康を育む ママが知っておくべき小児矯正のお話し』と題してお子様の歯並びにご不安を持つ親御さま向けの無料オンラインセミナーを行います。
この子の歯並び大丈夫かな?と思われている方は、非常にわかりやすい内容になっていますので、ぜひご参加ください。
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セミナー参加者だけの特別割引も用意してございますので、一緒にお子様の歯並びについて考えていきましょう!
さて、今回の患者さまからのご質問は40代女性からのものです。
『歯磨きはしてるけど、私ができる歯磨き以外の予防の方法はありますか?』というものです。
まずは、そういうふうにお口のことを考えていただいている事、本当に素晴らしいです!
それではお話ししていきます。
私たちが皆さんにお勧めしているものとしては
①デンタルフロス(糸ようじ)できたら持ち手がついていてYの字になっていない、ただの糸タイプのもの
②歯間ブラシ
③口腔内洗浄液
④キシリトール100パーセントのガム
このようなものをオススメしています。
まず①デンタルフロスですが、市販の歯ブラシで「極細」や「歯間に入り込む」などの歯ブラシはありますが、歯と歯の間の掃除にはどうしても限界があります。
デンタルフロス(糸ようじ)は歯ブラシの毛先よりもかなり細く、簡単に歯間に入り込み楽に汚れを除去することができます。
歯と歯がくっついているコンタクトと言われる部分は、デンタルフロスでないと汚れは取れません。
ある調査では歯ブラシによる汚れの除去率は全体の6割程度にとどまり、デンタルフロスを使うことで2割ほど高まり、歯の汚れの除去率は8割を超えるともいわれています。
ただ、持ち手がついているYの字タイプのものは、歯の間に入れてそうじはできるのですが、入れた糸を取る際に毎回歯が抜ける力が加わります、またその際に詰め物を巻き込んで外れてしまうこともあるので、できたら糸だけのものをオススメしています。
私は歯ブラシ以外でお勧めする補助器具としては、デンタルフロスが一番です。
②歯間ブラシに関してですが、これはあまり歯周病等が進んでいない方にはオススメしていません。
歯間ブラシは歯と歯の間が結構空いている方に勧めています。これはあまり歯周病等が進んでいない状態です。
あまり歯と歯の間が空いていない方で、無理に歯間ブラシを入れると歯茎を傷つけてしまうので、もし歯間ブラシを使う際は細めのものを使っていただいた方がいいかもしれません。
また、キシリトール入りのガムを上手に用いる事で、口の中を虫歯になりにくい状況にすることができます。
キシリトールは虫歯菌の餌にはなりますが、虫歯菌はキシリトールを分解することができず、分解しようとするエネルギーを無駄に使わせることにより、虫歯菌が減っていくという仕組みです。
またガムを噛むことにより唾液を分泌させてお口の中を酸性から中性に戻す働きを促します。
歯ブラシ以外にも色々お口のケアはできますので、ぜひやってみてください。
この記事を書いたのは
とも歯科矯正歯科クリニック院長 中川智彦
日本大学歯学部卒業
インビザラインドクター
インビザラインプラチナプロバイダー
シュアスマイルドクター
メイクアライン所属
アライナー矯正CIAO所属
マウスピース矯正スタディーグループDNEX所属
クリンチェックマラソンコース
SAO第1期メンバー
デジタルアライナーオルソドンティクス2020コース
床矯正研究会所属
アストラテックインプラントシムプラントコース
POIインプラントコース取得