こんにちは。上尾市の歯医者 とも歯科矯正歯科クリニック院長の中川です。
最近当院のユーチューブを始めました。
まだまだコンテンツは少ないのですが、みなさまの役に立つ情報を発信していけたらと思っています。
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さて、今回は当院でおこなっている歯科矯正の内容についてお話しさせていただきます。
みなさん、歯並びが気になって矯正してきれいにしたいなって思ったことありませんか?
このコロナ禍ではマスクが必需品になっています。
マスクを外した時に、「この人こんな口元だったんだ。ちょっとイメージダウンだな。。。」
って思ったことは、1度はみなさんあるのではないでしょうか。
お顔のイメージを作る、大事な要素って口元だったんですね。
その大事な口元を作るのが歯並びです。
なのでみなさん、矯正は見た目を良くしたいと思われて治療に進むことがほとんどです。
もちろんそれが正解です。それで全く問題ないんです。
ただ、私は実は歯並びの一番大事な要素は(見た目も大事なんですが)健康寿命の獲得になると思っています。
ちょっと意味が分かりにくいですのでご説明します。
昨今歯周病菌が認知症や、心筋梗塞、糖尿病との密接な関係があると研究でわかってきました。
特に歯周病と糖尿病は密接な関係があり、全身疾患に虫歯や歯周病は大きな影響を及ぼします。
では、どういうところが虫歯や歯周病になりやすいかというと、磨き残しがいっぱいあって汚れが溜まっているところなんですね。
じゃあ、どういうところが磨き残しが出るかというと、歯並びがうまくいっておらず磨きにくいところですよね。
そう!歯並びがうまくいっていないところは、虫歯や歯周病にかかりやすく、歯を抜いたりしなくてはならない可能性が高いです。ひいては糖尿病や認知症、心筋梗塞にかかりやすくなってしまう危険性があります。
それってコワイですよね。
でも歯並びをなおすと、全身疾患にかかるリスクを減らせるとしたらどうですか?
①矯正して歯並びを治す → ②歯並びがいいので、歯ブラシがしやすく、汚れもたまりにくい → ③虫歯、歯周病になりにくくなる → ④歯を抜いたりしないので、しっかり噛んで食べられる → ⑤全身疾患にかかりにくく、健康寿命が伸びる
というすごくいいことが起こるんです。
なので、私が皆さんにお伝えしたいのは、見た目だけを治すのが矯正ではない!ということです。
矯正することでお口の中の健康を保て、健康な寿命が伸び、人生を楽しく美味しいものを好きなだけ食べられるって幸せじゃないですか?
歯が無くなるとしっかり噛むことができず、柔らかい炭水化物中心になってしまうことが多いです。
栄養も偏りますので、やはり自分の歯でしっかり噛めることは大切です。
そのためにしっかり歯が磨ける環境を歯の矯正をして、作っておければいいですね。
今回は矯正治療って見た目を治すだけじゃないというお話をさせていただきました。
次回も皆様の役に立つ情報をお届けします。
この記事を書いたのは
とも歯科矯正歯科クリニック院長 中川智彦
日本大学歯学部卒業
インビザラインドクター
インビザラインプラチナプロバイダー
シュアスマイルドクター
メイクアライン所属
アライナー矯正CIAO所属
マウスピース矯正スタディーグループDNEX所属
クリンチェックマラソンコース
SAO第1期メンバー
デジタルアライナーオルソドンティクス2020コース
床矯正研究会所属
アストラテックインプラントシムプラントコース
POIインプラントコース取得